豊川高校女子サッカー部 公式サイト

試合結果
第33回全日本高等学校女子サッカ一選手権大会愛知県大会 決勝 vs聖カピタニオ
日時:2024年10月26日
大会名:第33回全日本高等学校女子サッカ一選手権大会愛知県大会
豊川 1−1 聖カピタニオ
0 前半 0
1 後半 1
5 PK 3
【得点】
濱田優音


10月26日に聖カピタニオ高校と夢の舞台である全国をかけた決勝戦がありました。
今年から全国に行けるのは愛知県大会を勝ち抜いた1校だけとなりました。
準々決勝、準決勝と順調に勝ち進み迎えた決勝戦。
試合はナイターで行われるため、普段の練習もナイターでの練習が多くなりました。
人によりますが、日中とナイターでは感覚が異なります。
ボールが見えない、消える、そういったことが多くなりミスが増えます。
しかし、そのミスをしないように全員が集中したため、より強度の高い練習になりました。
紅白戦でも一人ひとりが声を出し、守備の強度や切り替えなどを共通意識として持ちながらプレーしました。
お互いにとっていい影響を与え続けながら、チームの雰囲気も締まっていて全員で勝ちに行こう、そういう思いが伝わってくるほど集中していました。
なんとしてでも勝ちに行かなければならない。
そんなプレッシャーもありつつ前日練習が終わりました。

そのあと、実は3年生の親御さんからサプライズがあり、自分の子供に向けて家族からメッセージが書かれている動画をもらいました🎬
本当にたくさんの想いが詰まっていた動画でした。3年生は改めて「ありがとう」という感謝の気持ちで溢れかえった瞬間だったと思います。
家族の応援は本当に力になっているし、言葉では言い表せないくらい大きな支えになっています。本当にありがとうございます🙂‍↕️
常にサッカーのことを考えて熱心に指導してくださる監督、チームを盛り上げてくれるGKコーチ、周りでサポートしてくださっているスタッフ。
私たちの周りにはたくさん支えてくれている人がいて、そんな環境の中でサッカーができていることは当たり前ではありません。
その感謝の気持ちを胸に決勝に臨みました。

そして迎えた私たちの人生と夢がかかっている決勝戦。
思い返すと、ここまで来るのにもたくさんの苦労がありました。この大会だけではありません。この大会を迎えるまでにも何度もぶつかり合い、涙を流した日もありました。
しかし、それがあったから今の自分たちがいて、ここまでやれて来れたんだと感じます。
全員がひとつになり、同じ目標に向かって頑張ることができたのもこの過程があったからです。
試合が始まる頃にはたくさんの観客がいて応援がありました。
そして試合開始。
前半は両者1歩も引かない展開となり、煮詰めてきたコーナーキックやテンポ感のある攻撃で得点を狙いにいきますが決め切ることができず、緊迫した空気が続き、前半を終えました。
後半開始3分、渡辺愛未がペナルティエリア内で相手のファウルをもらい、PKを獲得しました。3年生の濱田優音が落ち着いて決め、先制点を取りました。しかし、後半20分に相手にコーナーキックを与えてしまい、決められて同点に追いつかれてしまいました。
そのあと何度もゴールへ迫りますがゴールネットを揺らすことができず、後半を終えました。
迎えた延長戦でも両者とも譲らず決着が着かないままPK戦へ。
1人2人と順調にゴールを決めていきます。そこで聖カピタニオの2人目のシュートを今井詩子が止め、喜びが舞い上がりました。
3人4人とここも順調にゴールネットを揺らしました。
そして、最後を決めるキッカーはこのチームの守護神でありキャプテンである今井詩子。
これを決めれば全国。緊張感が高まる中、思い切り蹴り見事にゴール。
試合終了のホイッスルと共に倒れる監督。
決まった瞬間、全員がキャプテンの元に駆け寄り嬉し涙を流しました。
外には最初から最後まで祈り続け応援した選手。
ピッチに立つことは出来なかった選手も間違いなく必死に闘いました。
全力で応援して、声が枯らして、悔しいけどみんなには頑張ってほしい。
応援していた子は誰もが思っていたはずです。
みんなで手に入れた夢の舞台。
初めての出場となり、ここからは未知の世界です。
チームの目標である「全国一勝」を達成できるように、また全員でひとつになって頑張っていきます👊🏻
応援よろしくお願いします🙇🏻‍♀️
【 2024/10/26 更新】
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