旭川明成高等学校サッカー部 公式サイト

峯悠斗 『それでチームが勝てるなら』
本日のブログを担当させていただきます。
3年峯悠斗です。
拙い文章ではありますが最後まで読んでいただけると幸いです。

自分は明成高校でキャプテンをしています。
キャプテンとはチームで1番強い者だと思っていました。
しかし自分はそうなれているのか。
このチームには自分よりもっと上手い人がいます。
そして自分よりもっと周りを見れる人がいます。
自分がキャプテンでいいのかなと何度も考えてしまい、キャプテンマークが重く感じることもあります。
でもリーグ戦第1節の龍谷戦で攻められる展開が続いていたが、全員が集中し声を出し体を張って接戦を勝ち切ったとき、多くの人が自分のところに駆け寄ってきてくれました。
自分は完璧じゃないし、器用でもないし、スターでもありません。ただ自分はこのチームのために本気で戦えます。チームのために体を張る、そういうキャプテン像もあるのかなと思います。

そしてもう一つ。
自分はセンターバックというポジションでプレーしています。
しかしセンターバックというポジションは傍から見ればとても地味なポジションです。
自分がどれだけ献身的に守備をしてもみんなの記憶に残るのはのゴールを決めた選手で、どれだけチームのために声を出しても、試合終わりに話題になるのは芸術的なパスを出した選手です。正直悔しいと思う時もあります。
でもそれでいいんです。0点で抑えたこと、ゴール前で1本のブロックを決めたことを誰も覚えていなくても、それでチームが勝てるなら自分は喜んで脇役にだってなれます。

そして、自分がDFとして、そしてキャプテンとして最も大切にしていることが「体を張る」ということです。
自分は体が小さいです。
センターバックとしては決して恵まれているとは言えない身長です。
だけど、体が小さいことを理由にして良いわけがありません。
相手のシュートに飛び込んでブロックしたり、スライディングでボールを奪ったり、それは体格や技術以上に大切なことだと思っています。
たとえ記録には残らなくとも体を張って守ることでそれがチームの士気を支え、勝利につながると信じています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
自分が今この環境でサッカーができているのは家族はもちろん監督やチームメイト、そして応援してくれる人たちの存在があってこそです。
この感謝の気持ちを忘れずに、これからも全力でサッカーに向き合っていこうと思います。
 

  
  
  
  
2025/07/20 22:02
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