・修徳の選手たちは、パスやコントロールでミスをすると、心底悔しがっていた。「ワンプレーに拘る」ことを一つ一つ丁寧に本気でやっていることが表情や声に出ていた。
➡試合終了後に全体ミーティングで伝えたが、「修徳との差、これは技術の差は勿論あるが、それ以上に決定的な差はプライドであった。」と捉えている。言葉を選ばずに言うと「こんなやつらに負けない。」という強い気持ち、それから修徳のユニフォームを纏って戦い勝利する「誇り」を感じた。
➡文京学院の選手たちは緑のユニフォームを纏って戦うことにプライドはあるか?相手の気迫に飲み込まれた点は無かったか?家族・保護者、学校、先生、コーチはみんな本気で選手たちを応援している。上手くなってほしい、勝ってほしいと本気で期待している。
【今後について思うこと】
全国レベルを痛感し、1年後どうなりたいのか選手たちに聞いてみたい。それによって指導方針を検討したい。
➡個人的には、サッカーは勉強と同じと思っている。テストで100点を取るための準備をしなければ絶対に100点を取ることはできないし、場合によっては80点で終わることもある。仮に80点を狙いに行ったら、多くは60〜70点で終わる。その目標・目的達成のための準備をして、それを実現できることもあるが、多くはマイナスの結果になると考えている。
つまり、サッカーでは本気で全国大会に出場したいと思い、本気でその準備(一日一日を無駄にしない。日々の生活を見直し、練習を含めた取り組みを毎日全力で引退まで継続する。)をしなければ絶対に無理、不可能であると考えている。男子・女子に限らず、少年少女、高校、大学、社会人、マスターズ、シニアなどどのカテゴリーでも全国大会に出場する、代表になるということは甘くは無い。
その前提があり、今年の選手権東京都予選を振り返っても、仮に「来年は東京都ベスト4!」と目標を置いて取り組んでいたら、せいぜいベスト8、相手や運が悪ければベスト16で終わると思う。
(*サッカー男子日本代表は世界一を目標にしているが、ベスト8の壁を破れていない。*なでしこジャパンは世界一に輝いてからもう一度世界一を目標にしているが、現在はベスト8程度である。)
➡約2ヶ月前に東大和に負け、本日は修徳に負け、「もう負けたくない!勝ちたい!」と強く本気で思い、取り組む選手がたくさん出てくることを期待している!









