今日から練習を再開させました。酷暑かと思いきや、ひんやりと涼しく、選手たちは笑顔で練習に取り組んでいました。
練習の最初に、キャプテン杉野が駆け寄ってきて、「抽選、私が引いた方がいいですよね」と。やらぬ後悔よりやる後悔!?人に運を託すのではなく、自らの手で抽選を引こうと思った杉野選手に、成長を感じました。
ある、ラグビー選手のブログより
ことわざとは奇妙なもので、対義語が存在することが自分は許せません。ことわざの中に「後悔先に立たず」という言葉がありますが、こちらの意味の一つとして後悔しないようにしっかり準備をしておくという教訓があります。しかし、自分はこれは間違っているのではないかと考えています。この行動は後悔をしないように慎重になっているかのように思えますが、ただ後悔を恐れているだけではないでしょうか。
そこで出てくるのがこの言葉、やらぬ後悔よりやる後悔です。意味としてはそのまま、やらないで後悔するならばやって後悔したほうがいいという意味です。人生誰しも迷うことはあると思います。しかし、迷うだけ迷って結局行動しないというのは誰の得にもなりません。学生時代には、いくらでも失敗できます。いくらでも挑戦できます。悩んでるならばそのまま実行に移してみてはどうでしょうか?きっと失敗してもそれが成長につながるはずです。迷ってるならば一度始めてみてはどうでしょうか?挑戦してみるとなんだかんだうまくいくこともたくさんあります。
練習を終え、本蓮沼に到着したという連絡が入ったのが17時58分。通常、徒歩では10分かかるのですが、18時4分には、入室し、文京学院の抽選に間に合いました。抽選前、「うちの選手が遅れてくるかもしれない」と、委員長の梅原先生に伝えに行くと、「近くに来ないでくださいよ。うちの山に入っちゃうじゃないですか」と・・・すると、本当に、杉野選手は、東大和の山を引きました。感想を聞くと、「悪くないと思います!」と、梅原監督に、堂々とプレッシャーをかけていました。ベスト4奪還からの関東出場を果たし、そして、初全国へ挑む・・・
100%無理!!と、笑い飛ばす人も多いと思いますが、大会後に笑い飛ばせるように、全員がチャレンジャーになって欲しいと思います!