関西に学ぶ
関西遠征初日は、コノミヤスペランツァ球技場にて、Urano S Kyoto さんとの対戦でした。大商学園、大阪学芸、藤枝順心、十文字にも選手を輩出している名門クラブで、足元の技術がしっかりしているテクニカルな中学生でした。
高校生は、「フィジカルで勝つ」という場面は多かったですが、スキルでは負けてしまい、「このままではアカン!」という気持ちにさせていただき、ゴール裏で練習する選手が続々と出てきました。
中学生は、自分たちの同年代のトップレベルを体感し、目標値を定めることができた・・・かどうかはわかりませんが、刺激をもらいました!
関西遠征2日目は、2会場に分かれることとなっていました。体調不良や怪我人で、当初の人数よりも4名ほど欠けてしまい、ギリギリの人数で分割しました。
中学チーム 中1・中2+中3 2名 高1 4名で編成し、スペランツァ大阪U18/U15・東海大翔洋中 と対戦するために コノミヤスペランツァ球技場へ
(30分+70分+25分)
高校チーム 高2 +高1 3名+中3 1名 で編成し、大体大浪商・益田東 と対戦するために 大体大浪商グラウンドへ
(80分×2試合 連続)
大体大浪商の黒田監督は、日ノ本学園がインターハイから連覇中だったときの選手・・・インターハイ優勝チームの選手とインターハイ主催者の対戦・・・そこに、なでしこU18交流戦の創始者である竹内先生が登場すると
黒田:「あの時の大商は、あまり強くなかったので、大商じゃなくて日ノ本を選んじゃいました。」
竹内:「あんたが大商に来なかったおかげで、大商はそのあとメチャ強くなったよ。」
これが、関西人!?負けるもんかと、言葉をかけ合います。さらに、
竹内:「お前のチーム、9人しかいないのに、東京から来てくれたチームに失礼だろ。お前もプレーヤーとして出て、最低でも10人にしろ!」
黒田:「いえ、うちの子たち、9人 VS 11人 の方が燃えるんですよ!」
竹内:「じゃあ、試合結果で大差がついたら、そんときは、責任とれよ!」
と、関東ではあまりない、ストレートな表現のぶつけ合いでした。
結果は2−0で勝利でしたが、11人 VS 11人 で戦ったら、関西人のパワーに負けていたように思う試合でした。GKを中学生チームに派遣したため、交代でGKを担当しましたが、何とか失点を防ぎました。
試合後、竹内先生(主審をやってくださいました)は、「9人でこんだけ頑張るんだから、2年後には大商やっつけるよ!」と、声をかけていました。これが関西人の「オチ」なんだと、学びました!
その後、連続で高校女子サッカー選手権初出場の益田東高校さんと対戦しました。160分連続ゲームで、選手たちは徐々にゾンビのようになっていき、前半は1−3になりましたが、後半、「これで終わりだ!」と、思ったのか、国井先生の「自分は何も言わないから、自分たちで声をかけ合いやってみなさい!」という、放置作戦が功を奏したか、CPを中心に声を出し、160分ゲームを12人の選手で戦い抜くということでアドレナリンが分泌されたのか、2点取り返し・・・しかし、1点及ばず、3−4で敗戦。「この頑張りを最初から見せていたら・・・」と、自分たちに足りないもの、あと1歩及ばないもの、それを感じとることができました!
明日は、近江八幡運動公園にて、INACカナクラーボさん、高知学園中学さんと対戦します!
【中学生の引率をした古川コーチのコメントです!】
【試合の振り返り】
<スペランツァ大阪U18/U15B>
・1本目(30分)0-0:左サイドバックF選手、左サイドハーフN選手とのコンビネーションからオーバーラップとインナーラップのスピードと厚みのある攻撃は相手の脅威となり良かった。K選手の昨日取り組んでいたキックの練習の成果ともとれる一本の素晴らしい縦パスが見られた。また、距離(25-30m)のあるFKをN選手がおもいきりの良いシュートで狙ったチャレンジが良かった(GK正面となったためセーブされるも、勢いは可能性のあるものであった。)。K選手のカットからA選手の浮き球パスにN選手のGK1vs1、そのN選手のキックからN選手の左足シュート、K選手の平行パスからN選手のワンタッチループパスに抜け出したK選手のシュートは3つの決定機であり、アップ不足でなければ一つは決めてほしかった。攻撃で良い形ができていた。一方で、DFラインからクリアなのかパスなのか判断ができない、中途半端なプレーが散見されたことは改善点として挙げられる。
<東海大学付属静岡翔洋中>
・2本目(30分)0-1:ボールを止める、蹴る、運ぶ、そのための貰うアクションとポジショニングに長けている相手に翻弄され、23分、中盤で鳥かごのようにパス回しをされ、DFラインの裏を通され失点。中盤で簡単にはがされることと、DFラインでボールウォッチャーになっていることが原因でもある。その後、相手の後手後手に回り、何本もパスを通される状況、奪ってからの攻撃もパスが繋がらずすぐにロストし、またすぐに相手にパス回しをされる悲惨な状況から、チームメイトへ各選手から嘆きともとれるような要求の声が出始めたことは、個人的には良いと思っている。まずは独り言でも良い。独り言のような声はこの三日間聞こえてきている。もっと声に出してほしい。そこから味方へ意見をぶつけてほしい。その後は意見交換してほしい。最初はもめても良いくらい。言い合い歓迎。お互い気持ち・考え、意見をぶつけあって切磋琢磨していってほしい。
・3本目(35分)1-0:開始1分、S選手のハイプレスからボールを奪い落ち着いてゴール。昨日と一昨日にせっかく奪ったのに決め切れなかったことが課題であったが、結果として残すことができたのは良い。
・4本目(30分)0-1:3本目と同様であるが、アタッキングサード〜ミドルサードで何度もボールを奪えているのに、3つのミス(シュート、パス、コントロール)+判断と実行において、エラーを多く発生させていたことが本当にもったいない。
➡今日は2本目以外はすべてのゲームで、チャンスもつくれていた。
【今後に期待したいこと】
・国井先生からたくさんの気付きや課題をいただけるので、解決に向けて明日も取り組んでもらいたい。特に、声を出すことや遠くを見ること、丁寧プレーすることや逆サイドへの展開をチャレンジすることなどは今すぐにでもできることである。国井先生からの「やろう!みんなできるよ!」の言葉を信じてもらいたい。
・来年の夏に本気で東京都代表を目指すのであれば、一戦一戦でもっとワンプレーワンプレーに拘ってもらいたい。明日こそプライドと強い気持ちを持った強度の高いプレーで、良い結果を求めたい。恥ずかしいスコアにならないように、責任を持ってプレーし、もっと上手く、もっと強くなるための良い機会にしてもらいたい。
2025/12/27 06:03