したたか対決ふりかえり
今回、東大和 VS 文京学院の主審を務めるはずだった S先生(杉並総合)・・・S先生は、梅原先生が杉並総合時代に2年間スタッフとして組んでいました。「自分が主審をやると、何かあったときに遺恨が残るのでは???なので、派遣審判を依頼してもいいですか?2級審判ですので。」と、連絡がありました。その電話をいただいたとき、東大和の情報を聞き出そうとしましたが、煙に巻かれました。絆を感じました。
試合前、役員室で、会話による戦いが始まりました。「うちは、文京学院を倒すことしか考えず、この夏やってきましたからね。で、5番はどこで使いますか?左足対策、頑張りましたよ。僕も久しぶりに左足使って練習参加しました〜怪我から復帰したキャプテンは、センターバックですよね?僕と先生は同じ考えだと思うから、きっとセンターバックで使うやろなあ」と、関西人らしいマシンガン突っ込みがしばらく続き、「ちょっとメシを買ってきます!このパソコン、見ないでくださいね。文京対策がいっぱい入っていますから!」と、言って、去っていきました。
このときは、まだ、「自信がないから、落ち着きがないんだろうなあ」と、余裕でいました。今思えば、このマシンガン突っ込みのときの私の表情を読みながら、有田コーチと最後の確認をしていたのかもしれません。
もっと「したたか」でありたい。そうしないと、選手たちを勝たせてあげられない。そう感じた、「闘いの跡」でした。
2025/09/19 04:30