雨が心配でしたが、16時から、中学生のリーグ戦を実施することができました。世田谷COLORSという、新しいチームでした。監督とコーチは双子の姉妹で、元なでしこリーグの選手、GMは、元スポマネの社員だったということで、何かと縁のある方々でした。ほぼ中1というチームでしたが、「世田谷」らしい、品格のあるチームでした。試合開始直後は、ボールをすぐに蹴ってしまい、押し返されて10人であることが不利になる場面が多々ありましたが、徐々に自分でボールを運べるようになり、相手陣内に侵入していくことができ、後半、永縄選手の泥臭いゴールが決まり、1−0で勝利しました。たくさんの観客、高校生の悲鳴的な応援に応え、よく走り、1.1倍頑張って勝利を勝ち取ったナイスゲームでした。
「ドリブルに、最後までやり切ろうとする意志がある!そこが高校生よりも、良い!!」と、副審を担当した古川コーチが、「明確な意志」を褒めちぎっていました。
中学生の試合を高校生が楽しそうに応援したり、サポートしたり・・・ハーフタイムに落ち込んでいる中3に寄り添う高2、高1に試合の状況を伝えている中2、初心者の中1を全力で応援する高2、夏の中学遠征に参加した高校受験の中3選手が応援に来てくれたり・・・こんな光景を見れたことだけでも幸せでしたが、さらに試合に勝ってくれたおかげで、15日の敗戦ショックが和らぎました!!
【中学生試合分析〜古川コーチ〜】
vs世田谷COLORS。10人で相手より常に1人少なく、相手は、17人いて交代もできる中でのU-15リーグ戦。前半は押し込まれる時間帯が長く続くも、センターバック2枚を中心に粘り強い守備で無失点におさえる。後半、センターバック、中盤、サイドバックが何度もドリブルでボールを持ち運び、相手ゴール前へ迫っていく。ボールを前に運ぶという意志が感じられるプレーを繰り返すことでCKやFKを獲得し、得点への可能性を高めることができた。全員が1.1倍頑張るハードワークと、GKも含めDF4枚が中心となる良い守備から、個人技による良い攻撃を体現できていた。1-0の勝利。
個人技をより活かすのは、味方との連携プレー、パス交換でもあるので、今後は個人技も磨きながら、味方との連携を高めていくことにも取り組んでもらいたい。